あいさつ

 緑鮮やかなうるわしい季節となりました。2021年9月16日~19日に第55回全国ろうあ者体育大会が兵庫県で開催されます。兵庫において体育大会の開催は実に49年ぶりの開催になります。

 「ひょうごからプレーで伝えよう!勇気、希望、感動を!」のテーマにオープン競技を含め11競技の熱いたたかいが繰り広げられます。会場は、兵庫県東部に位置する阪神地域の尼崎市、西宮市、宝塚市、芦屋市、神戸市に分散して開催いたします。

 開会式の会場がある尼崎市は、漫才コンビのダウンタウン出身の町で、中核市ながらも下町も多く人情味あふれる町です。

 西宮市は、高校野球の聖地である阪神甲子園球場や全国のえべっさんの総元締めであり、競走で福男を決することで全国に知られる西宮神社があります。

 芦屋市はセレブの町というイメージがありながら、神戸や大阪のアクセスがよく、文化施設や憩いの場も多く、自由な雰囲気があふれ市民にとっても住みやすい町です。

 宝塚市は鉄腕アトム等の漫画家手塚治虫の出身地で手塚治虫記念館があります。宝塚歌劇団の本拠地であり、「歌劇のまち」としても名を知られています。

 神戸市は六甲山や神戸港をはじめ、三宮、元町などおしゃれな町が多く、神戸ビーフや洋菓子も定番です。日本最古の「有馬温泉」や世界最長の「明石海峡大橋」もあります。

 これらの地域は1995年の阪神・淡路大震災の激震地でもあります。震災から27年目を迎え、復興を遂げた地域で大きな大会を開催できることを大変うれしく思います。

 また、公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会では、阪神・淡路大震災以降、様々な運動を積み重ね「特別養護老人ホーム淡路ふくろうの郷」「兵庫県立聴覚障害者情報センター」「たじま聴覚障害者センター」「はりまふくろうの家」「にしのみや聴覚障害者センター」「神戸長田ふくろうの杜」などの拠点を設けることができました。今後も新たな社会資源づくりをめざして取り組んでいきます。

 最後になりますが、現在、新型コロナウイルスの収束の見通しが見えにくい状況でありますが、選手のみなさんが安心して競技に集中できるよう、私たち実行委員及び競技関係者、そしてこの大会に関わる多くの県民一同、選手の皆さまのご健闘を願い、9月の本大会で皆さまとお会いできますことを心よりお待ちいたしております。

 2021年5月吉日

第55回全国ろうあ者体育大会兵庫県実行委員会
委員長  本郷 善通
(公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会 理事長)